家族で行こう!自転車の旅
自転車雑記。算数・数学について思いついたことを綴りつつ動画で解説します。
家族で行こう!自転車の旅 Vol.29
Vol.29

③ 自転車+車+フェリー

 フェリーの港までの距離が自宅から遠すぎる、または、自転車で走るにあまり適していない場合は、港までは車で行ってしまうという手もある。港の近くには比較的安価で長期間車を停めておける駐車場がある場合が多い。
 この方法ならフェリーの選択肢が増えてかなりのバリエーションがある。我が家の場合はヨーロッパ遠征第二弾がこのパターンであった(Vol.4~参照)



④ 自転車+車

 マイカーの最大の利点はなんといっても行きたい所までピンポイントで行けること。そして、輪行袋に自転車を詰める必要なく自転車を運べること(ただし専用キャリアーを車に装着する必要はある)。
 欠点は、数日~1週間程度の間、安価に停められる駐車場を確保しなければならないことと、車を停めた所に必ず帰ってこなければならないこと。
 駐車場の確保に関しては、旅の初日と最終日に同じホテル・旅館に宿泊すればそこに自転車旅行の期間中無料もしくは安価で車を停めさせてくれる所も多い。
  わが家では、北イタリア周回(途中断念、Vol.15~参照)、クルック島一周(Vol.17) バラトン湖一周(Vol.18参照)
 車を停めた所に必ず帰ってこなければならないので、「〇〇一周」というコースを考えるのがいいであろう。手頃な距離なら、琵琶湖、淡路島、佐渡ヶ島(いずれも200km前後)、もうちょっと頑張るなら沖縄本島(300km超)、もっと本格的に四国一周(1000km超)など。


⑤ 自転車+電車

 自転車旅行に電車を組み合わせる利点は、遠くまで楽に行けることは車と同じだが、車を組み合わせるときにはできない、電車で着いた先から別の所に自転車で行くことができ、更にそこからまた電車に乗ってまた別の遠くまで楽に行けることであり、旅行プランのバリエーションが豊富であることである。
 わが家の場合はリバプールまで電車で行ってウィンブルドンに帰ってきたのと(Vol.4)次男と二人で東京~下田まで自転車で行ってロマンスカーで帰ってきたのがこのパターン
 欠点は電車に乗るための準備が面倒ということである。
ヨーロッパでは自転車をそのまま持ち込めて、自転車を置いておくスペースや自転車を引っ掛けるフックが用意されている場合が多く、自転車と電車の相性がいい。しかし、日本で電車に自転車を持ち込む場合、ごく一部の路線を除いて、前後輪ともに外してすべての部分を覆い隠す袋に入れなければならない(輪行「りんこう」といいます)。
 さらに、追加料金は不要とはいえ、荷物としてはかなり大きいので、当然混雑時は避けなければならないし、1台分だけならどんな電車でもなんとかなることが多いが(車両最後部の席の背もたれと壁の間など)、3台以上となると車両を別にする必要も出てくる。


⑥ 自転車+自転車宅配
わが家のパターン しまなみ海道(Vol.20参照)


 飛行機に自転車を預け荷物として持ち込むことは国内線・国際線ともに可能である。料金も航空会社によって異なるが無料の場合が多い(要事前確認。無料の場合でもスペースを事前に確保しておく必要がある)。
 電車に乗るとき同様、自転車は分解してコンパクトにしなければならない。電車の場合は乗った後も自分で管理するので柔らかい袋(未使用時はボトルサイズまで小さく折畳める)に入れればよいが、飛行機の場合は自分の管理下から離れて他人が荷物として他の荷物と同じように扱うので、丈夫な箱(自転車屋さんに行ってスポーツ車の新車納入時の箱をもらってくるのがベスト)または専用のハードケース(かなり高価)に入れなければならない。
 そして、その箱またはケースは丈夫であるが故に小さく折畳むことはできず、それを持って自転車で走行することは不可能である。したがって、空港からその箱・ケースをどうするかを考えなくてはならないので、家族自転車旅行に飛行機を組み合わせるのは面倒である。
 したがって、日本に住んでいて子供を連れて海外はもちろん、飛行機に乗らなければいけないような国内に家族で自転車旅行というのはハードルが高すぎるのでやらないのが無難であろう。
 ただ、例外として、松山空港はしまなみ海道のお膝元だけあってダンボールを最大1週間預かってくれるので、松山空港を起点に尾道まで行って返ってくるのは良いプラン。
 国内であるならば、飛行機で行くような遠方でも家族自転車旅行を可能にしてくれるのが「自転車宅配」である。起点となるホテルに自転車を送って、そこから旅をすればいい。自転車を送ったホテルに最終日も宿泊する予約をしておけば、自転車旅行期間中、箱を預かってくれる可能性は高い。
 私はこの方法で愛媛県松山に東京から自転車を送って、しまなみ海道巡りを息子と楽しんだ。

しまなみ海道⬇


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家族で行こう!自転車の旅  Vol.28
Vol.28
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旅行プラン

① すべて自転車

 一番シンプルな全て自転車で行く場合。当然のことながら家を出発して家に帰ってくる。我が家の場合も初の家族自転車旅行はこれ(Vol.1参照)。だが、実はこのパターンはこれが最初で最後であった。
 全て自転車で行くことのメリットは、他の交通機関を使う際のデメリットがないこと。
 デメリットは、コースが極めて限定されてしまうこと。自転車旅行のコースを考えるときに、ある場所まで行って、そこから行きと同じ道で帰えってくるというのは、行きに見た景色を帰りにまた見ることになり、なるべきなら避けたいのが人情であろう。
 そうなると自宅を起点に円を描くようなコースになる。自転車で行ける範囲でそのようなコースは、各自の家のある位置によるが、そう多くはないのではなかろうか。
 私は家族自転車旅行が可能であった6年間に3か所に住んだが、2か所は自宅出発、宿泊有のオール自転車コースは作ることができなかった(日帰りコースはいくつもありました)。

② 自転車+フェリー

 自転車旅行に自転車以外の乗り物を組み合わせるときの乗り物には、電車・マイカー・バス・飛行機・フェリーがあります。この中でタイヤを外して自転車を輪行袋に入れずに利用できるのはフェリーとマイカーだけ(ただし、キャリアーのタイプによってはタイヤを外す必要がある場合もある)。マイカーの場合は屋根に持ち上げて途中落下しないように入念にセットしなければならないが、フェリーは自転車に乗ったまま乗船して所定の位置においてロックするだけ。
 そういった点で自転車とフェリーというのは自転車旅行と相性は抜群である。そして、最大の利点は旅情をそそること。自動車やオートバイと並んでランプウェイ(斜路)を自走して独特の雰囲気な空間である車輛甲板に入って行く時のワクワク感はたまらないものがある。さらに、ゆったり安価で遠くまで行けることもポイントが高い。
 欠点はコースが限定的であること。

 
探せばあるはず

 我が家の場合は、最初のヨーロッパ大陸遠征(Vol.3参照)と次男の四国~九州一人旅(vol.21参照)がこのパターンであった。
 関東にお住まいなら、東京竹橋桟橋~大島一周サイクリングや茨城県大洗~北海道苫小牧、北海道サイクリングなどが考えられる。関西なら大阪~北九州、九州サイクリング、新潟なら、新潟~佐渡ヶ島、佐渡ヶ島一周サイクリング、新潟~小樽、北海道サイクリング 等々、まだまだたくさんある。それぞれの住んでいる地域で調べればあるはずである。



Vol.29につづく

家族で行こう!自転車の旅 Vol.27
Vol.27

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次男が帰ってきたので寿司握ってあげた。茶碗蒸し付き。今年は秋刀魚はダメ、イワシはいい。



一番下の子の自転車

 家族でそろって自転車旅行に行けるのは一番下の子が長距離走行に耐えうる自転車に乗れる身長になった時からです。我が家の場合、身長はクラスで一番前と平均以下だったので小学4年生身長130㎝弱。当時はまだ私にロードバイクを買うという概念がなかったので24インチのマウンテンバイクを買って初の旅行に行きました。
 ネットで検索してみると125㎝から乗れるジュニアロードバイクも結構ありますね(結構いい値段なので躊躇してしまうかもしれませんが)。くれぐれも、量販店で売っている「ジュニアスポーツ車」と称した籠付き泥除け付ママチャリブレーキのなんちゃってスポーツ車は長距離旅行には向きませんのでご注意ください


自転車のサイズ

 イギリスに住んでから男三人がロードバイクを買う過程で初めて自転車にタイヤ以外のサイズがあることを知りました。
 ほとんどの方は自転車のサイズに対する認識といえば、5、6歳のころに16インチのタイヤから乗り始めて18,20,22,24インチと途中をちょっと飛ばしながら大きくしていき26インチでおしまい、といった感じでしょう。私もそうでした。
 ところが、ロードバイクは140㎝そこそこの小柄な女性も2m近いオランダの大男もタイヤのサイズは700cです(マウンテンバイク系はアメリカ中心に発展してきたのでインチ、ロードバイクはフランスを中心に発展してきたのでメートル法です。700cとはホイールの直径が70㎝≒27インチということ)。
 しかし、タイヤのサイズが同じでもフレームのサイズが全然違います。ロードバイクを買うときには自分に合ったフレームサイズの物を選ばなければなりません。メーカーによって多少違いはありますが、47㎝とか52㎝とか表記されているとき、それは、ペダルの軸からサドルの着いた棒(シートポストといいます)が突っ込まれる方の筒(シートチューブ)のてっぺん(ママチャリで言うならサドルの高さを調節するためのレバーが付いているあたり)までの長さです。


 ロンドンからフランス、ベルギー、オランダと四か国を巡る長距離旅行に行くのに24インチのマウンテンバイクではさすがにつらいだろうと、次男にもロードバイクを探した。二年経って多少身長が伸びたとはいえ、まだ6年生で140㎝程しかない。徒歩十秒の自転車屋にはジュニアロードバイクが一台展示してあるのだが、いかにも子供向けに安っぽく作られていて買う気がしない。
 その店はロードバイクだけで300台くらいあり、しかも、他支店と交換したりニューモデルを即座に仕入れたりと、常に展示品が入れ替わっている。なので、「今日はなにか新しいものあるかなー」と思い毎日通った。そんなある日、スペシャライズドが女性向けモデルの新車を出した。女性向けといっても、別にピンクに花柄というわけではなく、小柄な女性でも乗れるようにと、XSはサイズが38㎝、肩幅も女性は男性より狭いのでハンドルの幅も小さくなっている。さらに、女性は一般に脚力が弱いことを考慮してフロントギアがトリプル(※)になっている。
 次男にまたがせたら何とかギリギリ下死点には足がとどくのでこれを買うことにした。
現在成長した次男は既に別ロードバイクに乗っているが、ロードバイクの場合「大は小を兼ねる」の反対で「小は大を兼ねる」ので、この次男のために最初に買った女性向けロードバイクは、現在、サドル位置を上げて、私が室内トレーニングやちょっとそこら辺まで用に有効に使っている。そして、現在は長男の同級生の小柄な女性が乗ることになった。


※フロントトリプル
 ロードバイクの現在のギアの主流は前(チェーンリング)が2枚、後ろ(カセットスプロケット)が11枚(我が家はまだ全員10枚)です。プロでフロントトリプルを使っている人はまずいません。なぜなら、当然ギア一枚分重くなるし、幅が広がるために空気抵抗も増します。そしてなにより、鍛えられたプロの脚力で三枚目がなければ上れない坂なんておそらくこの世にないでしょう。
 しかし、貧脚、荷物積載となれば、三枚目がないと上れない坂は至る所にあります。なので、フロントトリプルはアマチュア、特に旅行にロードバイクを使う場合にはありだと思います。でも、レディースモデルでない限り完成車ではあまり売っていないでしょう。
もちろん、ダブルで何の問題もありません(というよりはダブルが主流、本流です)。ただし、購入の際には歯の数に気を付けてください。フロントは大抵52-39と50-34のどちらか。レースを目指している人以外は50-34が無難でしょう。




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家族で行こう!自転車の旅   Vol.26
Vol.26

ロードバイク

 ロードバイク、それは世界最高峰の自転車レース、ツール・ド・フランスをはじめとしたプロのロードレースで選手が一日に200㎞以上走るときに乗る自転車、アマチュアでも各地で行われる100㎞~200㎞の距離のロングライドイベント(それ以上の距離もあります:佐渡島一周とか)で使われる自転車。
 これは速く長距離を、そして、急な勾配の登り坂を少しでも楽に上れるように、できる限り軽く作られた自転車。車体の総重量は約7㎏~10㎏、車重を100g軽くするために1万円かけるなんて話も聞く。なので余計なものは一切付けないシンプルなものが一番美しい。
 プロのロードレースではメーター(サイクルコンピュータといいます)と給水ボトルしか自転車に装着しませんし、ボトルも飲んだら捨てちゃいます。アマチュアのロングライドイベントだとパンクをした時には自分で修理しなければならないので(プロはサポートカーがすぐに来てメカニックが十数秒で車輪ごと取り換えてくれます)ボトルに加えて携帯ポンプと予備のチューブ等も携行しますが、それでも必要最小限度の物しか持ちません。せっかくお金をかけて軽くしても余計なものを装着して重くしてしまっては元も子もありませんから。
 なので、10㎏前後の旅の荷物を載せてロードバイクで走るのは邪道なのかもしれません。しかし、旅行である以上どんな自転車であろうと同じ量の荷物が必要です。それならば、やはりロードバイクが一番楽です。なので、長距離旅行にはロードバイクをお勧めします。



ランドナー


 ランドナーとは旅行用に作られたロードバイクです。すごーく遠くから見るとロードバイクと見分けがつきません。しかし、近づいてよーく見ると、「泥除けが付いている」「荷台が前後についている」「タイヤがちょっと太い」「サドルが革だ」「タイヤのサイズが小さい」等、違いがたくさんあります。これらはすべてロードバイクを旅行に適したようにしたものです。なので、長距離旅行には向いているのかもしれませんが、私は使ったことがないので言及できません。ただ、一つ確実に言えることは、あまり売っていないので選択肢が極めて狭いということ。
例えばこんなのがあります⬇

GIOS(ジオス) 2018年モデル SPAZIO DROP(スパジオ ドロップ)[スポルティーフ][ランドナー・ツーリングバイク]

価格:89,964円
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ミニベロ

 ミニベロとは小径車(タイヤの直径が概ね24インチ以下)の通称で、最大の特徴はタイヤが小さいがゆえに漕ぎ出しが楽であること。したがって、ストップ&ゴーの回数が多い街乗りに適している。なので、長距離家族旅行にはあまり適していない。しかし、ミニベロには折りたためるものもある。折りたためるということは電車に乗るのが楽なので、電車で移動→降りた駅周辺をサイクリング→宿泊→電車で移動→降りた駅周辺をサイクリング→宿泊、以下繰り返し、という旅は考えられるかもしれない。

家族で行こう!自転車の旅 Vol.25
Vol.25

クロスバイク

 「ロードバイクのように速く遠くまで走りたい、けどあの極細タイヤとドロップハンドルには抵抗がある」とうい人に向けて、ハンドルは握りやすいマウンテンバイクのようなバーハンドル、タイヤはロードバイクほど細くないけどマウンテンバイクのようなブロックタイヤでもないものを装着して軽快に走れるように、マウンテンバイクとロードバイクのいいとこどりをしたのがクロスバイクです。
 代表格はジャイアントのエスケープR3、私が初の家族自転車旅行のためにママチャリしか持っていなかった妻に買ったのがこれです。
 この自転車が売れている一番の理由はおそらく値段設定のうまさでしょう。5万円ちょっと。
 機械で固めたシャリにアルバイトが本社から送られてきたネタを乗せただけのものも「寿司」、銀座の熟練の職人が築地で仕入れた新鮮なネタに仕事を施して握ったものも同じく「寿司」。
 後者のような寿司屋の暖簾をくぐるのには勇気がいる。そこで、ちょっとはまともな寿司が食いたいな~と思ったら、職人が目の前で握ってくれる回転寿司か地元の庶民向け寿司屋に行く。
 自転車も同じ。ホームセンターで1万円しないママチャリも「自転車」、20万円以上するロードバイクも同じく「自転車」。20万円を躊躇なく払える人はそう多くないだろう。
 そこに5万円で買える軽快に走れそうなスポーツバイクが目に入ればそりゃー買っちゃうよな。
 このバイクは初心者にはとっつきやすい自転車で、この自転車からスポーツバイクに入っていく人はかなり多いと思います。しかし、この自転車を買うと、まだどこも壊れていないのにロードバイクに買い替える人が多いと聞きます(我が家もそうでした)。
 つまり、いいとこどりは裏を返せば悪いとこどりでもあり、中途半端なのです。この自転車で軽快に速く走れることを知ると、もっと速く走れるロードバイクに自然と移行していくのです。「だったら最初からロードバイクにすればいいんじゃん?」と思われるでしょう。はい、その通りです。でも、ロードバイクへの階段を上るのにどうしても必要な踊り場なのかもしれません。が、踊り場はすっとばしても何の問題もありません。

クロスバイクは旅行に向くか

 で、クロスバイクが家族自転車旅行に向くかというと、距離によります。旅行記にあるようにクロスバイクは1日だけならまだしも数日の100㎞超はきついです。1日の適正距離は5,60㎞でしょう。連日この程度の距離で旅をするならクロスバイクもありかもしれません。
 さらに、ロードバイクにはないメリットとして、荷台をつけるためのネジ穴が付いている車種も多いです。ただし、1日の距離を5,60㎞に制限すると旅行プランにかなりの制約ができてしまいます。連日100km走る必要はありませんが、宿などの都合でどうしても100km走らなければならない日が何回かはあるはずです。



Vol.26につづく
家族で行こう!自転車の旅  Vol.24
Vol.24
続きものです、初めての方は是非Vol1からこちらです

用意するもの

子供の体力

 1日100㎞を走るのなんてどうってことないように書いてきましたし、実際にどうってことないのですが、毎日ゲームばかりで外で遊ばない、5㎞程度の場所にも車で送り迎えといったような生活の子ではさすがに無理です。普段から片道5㎞程度は自転車圏内という意識を家族で共有しましょう。

何といっても必要なのは「自転車」

 家族そろっての自転車旅行に必要なものの一番は何といっても健康な体ですが、その次は当然ながら自転車。それもママチャリやホームセンターで販売されている見かけだけのスポーツ車では駄目で、本当のスポーツ車です。スポーツ自転車は主なもので三種類あります。マウンテンバイク、クロスバイク、ロードバイクの三つ(これに旅行用のランドナー、最近流行りのミニベロというのもあります)。

マウンテンバイク

 その名の通りマウンテン(野山)を走るためのもので、太くてゴツゴツしたタイヤ。前または前後にサスペンションが付いていて、でこぼこした悪路でも走れるようにできています。一時とっても流行りました。はい、私も買ってしまいました。トレックのフルサスペンション19万円。

初めて買ったスポーツバイク
マウンテンバイク

 初めのうちは喜んでフルサスペンションを活かして公園の長い階段をゴトゴト下りたり、段差にわざと勢いよく突っ込んだりと遊んでいました。でも、普通の道路を快適に速く走るにはどう考えてもゴツゴツしたブロックタイヤよりはスリックタイヤの方がよさそう。で、替えてみたら案の定とってもこぐのが楽になりました。
 その当時は、ゴツゴツからツルツルにしたことによって摩擦が軽減してペダリングが軽快になったと思っていました。もちろんそれもあるのですが、何よりも影響が大きいのはタイヤ自体の重さだったのです。そのことを知ったのはロードバイクに乗り始めてかなりたってからのことでした。
 
自転車の重さ

 同じ100gの軽量化でも、タイヤ・ホイールなどの常に動いている部分の軽量化はその他の部品の軽量化よりも何倍も効果があります。軽量ホイール・タイヤに交換した後の走りの違いには誰でも感動を覚えるでしょう。
 ロードバイクを買うときは初心者であろうと上級者であろうと自転車全体の重さを気にします。しかし、初心者は、全体としての重さは気にしても、ホイールとタイヤのみの重さをまったく気にしませんから、売る側としては全体としての値頃感をだすためにこの部分を思いっきり削ります。上級者はそのことを知っているので、初めから無駄になると分かっている、安いために重たいホイールとタイヤが付いている完成車は買わずに自分で組むのです。
 だからと言って初心者がいきなり、たとえ組立作業はプロに任せたとしてもオリジナル車を組むのはハードルが高いので、初めはどうしても完成車でしょう。その後に徐々にグレードアップしていけばいいのです。
 ホイールは、違いが感じられる程度のいいものを前後買うと最低でも10万円以上しますが(海外通販で安い時を狙うと5万円程度で上級品が買える時もあります)、タイヤだけなら前後輪合わせて1万円以下で乗り味を格段に軽くすることができます。
  
マウンテンバイクは自転車旅行に向いてるか

 で、そうそう、自転車旅行にマウンテンバイクはどうかと言うと、はっきり言って向きません。なんてったって「野山自転車」なのですから。自転車旅行は99%舗装道路を走ります。ただ、頑丈というメリットもあり、できないわけではありません。我々の最初の家族自転車旅行(4日間250㎞、1日の最長走行距離95㎞)(Vol.1参照)、男3人はマウンテンバイクで妻はクロスバイクでしたから。ただし、マウンテンバイクで旅行をするなら最低限タイヤはなるべく軽いスリックタイヤに替えてください。


Vol.25につづく


家族で行こう!自転車の旅  Vol.23

Vol.23
続きものです、初めての方は是非Vol1からこちらです

 公道を156km全面封鎖して行われるスロベニアの自転車ロードレース、次男が14歳の時に2人で参加し(Vol.19参照)、その後私だけさらに2度参加した。ブログに映像を貼り付ける技を習得したのでそのレースの模様です。



家族そろって行けるのはせいぜい6年間

 家族そろって自転車旅行に行けるのは、一番下の子が長距離走行に向いたスポーツ自転車に乗れる身長になってから、一番上の子が「一緒になんか行かねーよ」というまでの間である。
 我が家の場合は子供の人数、兄弟間の年齢差等、かなり恵まれた条件で、下の子が小学校4年生の時から上の子が高校卒業までの6年間であった。
 その間、泊りがけで全員で行ったのが9回。私と次男の2人が2回、私と長男、男3人+甥っ子がそれぞれ1回。今後子供達と一緒に行くことはないだろう。
 そういえば妻と2人で泊りがけの自転車旅行に行ったことはまだないな。老後は二人で行くことになるのだろうか。それはまだわからないけど、それには、自転車に乗れる健康な体を維持するのが最低条件、飲み過ぎ厳禁、要日々運動。
 長男も大学に入り一人暮らしになったので私はスロベニアに戻った。妻が、ロガルスカ・ドリーナ(Lgarska dolina)というところに行きたいと言うので、車で適当に近くまで行き、そこから目的地までサイクリング。妻もだいぶ鍛えられたのか、1日5,60kmならどうってことないという感覚にまで成長した。

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レースとは一転してのんびり映像


Vol.24につづく




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#自転車  #旅  #家族 #ロードバイク #旅行  #親子



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