家族で行こう!自転車の旅 /算数・数学雑記帳
自転車雑記。算数・数学について思いついたことを綴りつつ動画で解説します。
家族で行こう!自転車の旅 Vol.5
Vol.5.
 続きものです、初めての方は是非Vol.1からこちらです

②コース選定

 自転車で走るのはイギリス国内を避けて大陸のみという方針に。
 初めに考えたのがユーロスター。こっちの電車は自転車を輪行袋に入れなくてもそのまま乗れるうえ、自転車をひっかけるラックまで用意されていて電車と自転車の相性はいい。
 ユーロスターは、ロンドン⇔パリとロンドン⇔ブリュッセルがある。そこで、パリまで電車で行って、そこからブリュッセルまでサイクリングして、そこから再び電車で帰ってくるコースを考えた。
 パリとブリュッセルは280㎞しか離れていないので、まっすぐ行ってしまっては3日で着いてしまう。ルクセンブルクの方に遠回りして行けばちょうどよい距離にはなるし、きっと景色もよさそう。しかし、ヨーロッパは内陸に行けばいくほど山がちになりそうなので、とにかく坂が嫌いな妻のことを考えてこのコースはやめた。
 次に考えたのが、ドーバーまでは車で行ってそこに車を置いてフェリーで大陸に渡る方法。
  ドーバーと大陸を結ぶフェリー航路は一つしかないので、自転車旅行にマイカーを組み入れる時の最大の欠点である「車を停めたところに戻ってこなければならない」ことから必然とサイクリングコースは円を描くようにして元の場所に戻るように考えなければならない。フランス側の港カレーを起点にぐるっと周るコースをあれこれ考えたがどうもうまくいかないので断念。


20170913103500a4e.jpg

 最後に考えたのがハーリッジ港からフェリー。ハーリッジはロンドンから北東に約150㎞、日本人にはあまり馴染みのない港町、前年の旅行で大陸から帰ってくるときに着いた港。ここからはオランダに1日2便、デンマークに2日に1便のフェリーが運航している。ということは、ハーリッジ港まで車で行き、そこに車を停めて、フェリーでオランダに渡り、サイクリングで北上してデンマークまで走れば、再び同じ港に戻ってこられる。
 早速オランダの港フーク・オブ・ホランドからデンマークの港エスビャウまでの距離をグーグルマップで検索すると約750㎞。妻の夏休みが1週間、最初と最後の土日をくっつけて、フェリーの乗船時間を除くと自転車で走れる日数は8日、1日平均95㎞前後の計算だ。
 妻もロードバイクになったし、荷物を一切免除すればなんとかいけるか。もちろん子供たちは体力的には何の心配もない。


自転車道が整備され、坂のない自転車大国オランダはコースから外す訳にはいかない
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 自転車の長距離旅行は宿など決めずに、その日の天気や気分に合わせて行ける所まで行く気ままな旅が理想だが、日数が限られている以上そうはいかない。そういった旅は老後の夫婦二人の自転車旅行の時までとっておこう(一緒に行ってくれればだが)。
 行く先々で宿を探すのは大変なのですべて予約(前年もそうした)。その日のうちに決められた所まで行かなければならないプレッシャーはあるが、宿が見つからずに右往左往するよりはましだ。
 便利な世の中で、ブッキングドットコムで宿探し・予約はいたって簡単。そして、宿を選ぶ条件はたった一つ、「1日90㎞前後走った所にある」だけ。そんな条件なのでたいていは小さな街で、候補の宿は1軒か2軒しかないので私が勝手に決めた。アムステルダムとブレーメンだけは大きな都市なのでホテルが沢山あり、相談して決めると時間がかかるので妻に丸投げ。


いつの間にか妻が下ハンを握ることをおぼえた
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下ハンとはドロップハンドルの下を握ってより前傾姿勢にして空気抵抗を減らす走法。とっさにブレーキをかけることができないので、見通しのいい自転車道ならではの技。日本の公道では決してやってはいけない。


③ 荷物
 子供たちにはパニアバッグ(自転車に取り付けるバッグ)を渡して「自分の荷物は自分で用意して自分で持っていけ、極力軽くしろ」とだけ指示した。
 昨年の教訓を生かして今年は、妻にはどうしても肌身離さず持っていたい貴重品だけはハンドルに取り付ける小さなフロントバッグに入れさせて、それ以外、一切荷物は持たせないことにした。すべては私がトレーラーに積んで引っ張っていく。
 トレーラーは二種類持っていて一つは本来幼児を乗せるためのもので当然二輪(右上のプロフィール写真)。もう一つは荷物専用でこちらは一輪。それぞれ一長一短ある。二輪は安定しているうえに、本来幼児が乗るものなので、雨が降っても濡れないようにできている。しかし、二輪であるがゆえにほんのわずかだが自分の肩幅より横幅が広いので、そのわずかに広い分の〝幅″を常に意識していないと思わぬところで何かに引っかかってしまうことがある(特に歩道の段差)。
 一方、一輪はその逆で幅は一切気にしなくてもいい。自分が通れたところは必ず通れる。しかし、走行安定性と雨対策という点では難点がある。
 

これが一輪トレーラー  ウィンブルドンに住んでいたときは8km先の日本食材店に買い物に行く時よく使っていた
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日本に持って帰ってきたが今のところ使う機会がない

 走りやすさでは断然一輪だが、荷物が重くなると低速なら何でもないが、スピードがでると急に不安定になる。試しに買い物の時にお米を買って総重量25㎏位で走ってみたら、時速30㎞ほどでふらつきが激しくなり、とても走れる状態でなくなった。ということで、妻に事前に荷物の仮詰めをしてもらって、その重さでどちらのトレーラーにするか決めることにした。
 妻の荷物は17㎏。昨年の経験からフロアポンプ(携帯用でない家で使う空気入れ、ロードバイク用の高気圧が楽に入れられるもの)は必ず持っていくつもりだったので、それと私の荷物を合わせると総重量は25㎏超。なので、走りやすさの一輪は諦め二輪のチャイルドトレーラーで行くことにした。
 タイヤは全員ミシュランプロ3。走りの軽さは抜群。はたして耐パンク性能は?これは終わってみなければわからない。



④ 行程
 金曜日の午後、家を出発し、ハーリッジ港のそばに車を停めて、夜11時発のフェリーでオランダに渡る。土曜日の朝、サイクリングを開始し、750㎞先の(紆余曲折があり結局総走行距離は801㎞、東京~竜飛岬とほぼ同じ、1日平均ちょうど100㎞)デンマークの港に翌土曜日の夕方に到着し、18時間の船旅で日曜日の昼に出発した港に戻り、車に自転車と荷物を積んで帰宅という予定。

Vol.6につづく


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コメント
トレーラー
子供乗せトレーラーの購入を一時期真剣に悩みました。
日本の道路事情を考えるとストレスフルだと判断し止めにしました。
オランダを筆頭にヨーロッパでは使いやすそうですねぇ。
[2017/09/14 08:35] URL | nioki #6Q0aW8YQ [ 編集 ]


コメントくださり、ありがとうございます。そうですね、日本の道路だと難しいですね。大きな公園に行って楽しむにはいいですね。でも、日本だと高いですよ。Amazon U.Kなら1万円くらいで買えます。
[2017/09/14 09:21] URL | Kantaro1966 #- [ 編集 ]


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